オメガ「コンステレーション」とは
オメガの「コンステレーション」は、1952年に登場した腕時計。ウォッチメイキングにおける高い精度と美しさを体現するモデルであり、オメガ、そして“スイス時計”のシンボル的存在として広く認知された。
“星座”を意味する「コンステレーション」の名は、裏蓋のメダリオンに配された8つの星に由来する。この8つの星と、ともに刻印された天文台のモチーフは、「キュー=テディントン天文台」や「ジュネーブ天文台」で行われた時計の精度コンクールにおいて、オメガが果たした2度の世界新記録と6度の優勝を象徴するものだ。
デザインにおいては、ベゼルにあしらわれた4つの爪、リューズやケース、ブレスレットのクラスプなどに見られるハーフムーンファセット、ローマ数字、ダイアルに施されたゴールドに煌めく星といったディテールが特徴となっている。
オメガ「トレゾア」とは
オメガの「トレゾア」は、クラシカルな“薄型ケース”を特徴とする、女性のためにデザインされた腕時計。高精度なムーブメントを称え、1949年に初めて“宝”を意味する「トレゾア」の名がデ・ヴィル ウォッチにつけられた。オメガの長きにわたる伝統を受け継ぎながらも、未来を見つめる精神をデザインに落とし込んだ、現代的なエレガンスを備えたウォッチが揃う。
薄く仕上げたケースは、39㎜と36㎜の2サイズで展開。全てのモデルのケース両サイドには、ラインに沿って曲線を描くようにダイヤモンドが敷き詰められている。ポリッシュ仕上げを施したリュウズにも、ダイヤモンド1粒をセット。
また、ほっそりとした時針・分針や、ダイアルにならぶローマ数字もまた、優雅さを演出するディテールだ。フラワーパターンを施した、特殊な鏡面仕上げのケースバックも特徴的。内部には、オメガのキャリバー4061が搭載されている。
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